・曲紹介 (YouTube)
Small Color - "In Light"
2013/12/24
Small Colorの公式ページによると、 "ギタリストのオオニシユウスケと、trico!名義でflyrecより「Love home」「Everyday trip」の2枚のアルバムをリリースしている鍵盤奏者、良原リエによるユニット"とある。 彼らのこれまでのリリースには2005年リリースの1stアルバム「outflow」と、2009年にNewYorkの老舗エレクトロニカレーベル、12kから、2ndアルバム「In Light」をリリースしている。
このノスタルジックで、サイケデリックで、夢見心地な音を出すギターには妙に中毒性がある。 なんとなく西洋の音階から微妙に音程をズラすのが、この中毒性を生むミソかもしれない。 そんなギターが同じフレーズを繰り返す中、鉄琴や、子供の声のサンプリング、渋く唸るセカンドギターが入る。 全体としてはかなりミニマルな展開。アルバムの終わりの方で流れていそうな曲。
Happy Christmas!
Slow Beach - "Alien is Coming"
2013/12/23
Slow BeachのTumblrページによると、 Slow Beach はKai Takahashiが中心となって2013年の夏に活動を始めたトロピカル・インディー・ポップバンドであるそうだ。 メンバーはKai Takahashi、Keito Taguchi、Yuriko Ohnoの三人。彼らはこれまでに1st EP "Lover Lover"をbandcampでリリースしている。
アメリカの西海岸のビーチで、その暑さに多少ダレながらもまったり楽しんでいるようなノリに加え、そのボーカル、メロディ、音作りには、 イギリスっぽい、シニカルさ、湿っぽさも感じる。シンプルな曲であるが、割と色んなものが混ざっている印象。 初期のMy Bloody Valentineをアメリカ西海岸のサンディエゴに1カ月ぐらいバカンスさせたら、こんな曲作って帰ってきそう。
Beat Culture - "Midori"
2013/12/17
Bad Panda Recordsによると
Beat Cultureは香港に住む当時17歳の韓国人であった、Sunik Kimのプロジェクトであるようだ。今は19歳ぐらいになっているはず。
また、彼のSoundCloudページを除いてみると、United Statesと表記されているので、アメリカに拠点を移しているかもしれない。
2012年には"Tokyo Dreamer"というアルバムを、Bandcampにてリリースしている。
この曲"Midori"はその"Tokyo Dreamer"からの一曲である。 ジャンルとしてはChillwave、Dream Popといった要素が強い。 先日紹介したTaquwamiなどとの類似性を感じる。憧れの東京の地に降り立ち、そしてそこに様々な夢を持ちながら来た人々、 生活している人々を愛情深く見つめてるような、儚くも美しい曲である。尚このTokyo Dreamerは自分で価格設定してダウンロード出来るようだ。 またこの曲"Midori"に関しては単体でもダウンロード可能。
THE NOVEMBERS - "Flower of life"
2013/12/11
The Novembersは2005年に結成された日本のオルタナティブロックバンドである。 メンバーはRyosuke Yoshiki (Drums)、Kengo Matsumoto (Guitar)、Yusuke Kobayashi(Vocal & Guitar)、Hirofumi Takamatsu (Bass)の四人。 2007年にUK PROJECTから1st EP「THE NOVEMBERS」をリリース後、毎年ワンマンツアーを行っていて、 「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」などの国内大規模のフェスにも参加しているようだ。またアルバムはこれまでに4枚出していて、 この曲「Flower of life」は彼らの2013年11月30日にリリースされた4th Album 「zeitgeist」に収録されている。
まるでカセットテープで再生されているかのような、このローファイで温もりのある湿っぽい音が好みである。
そして、その音の中で、素直な詞を素直に歌うこのボーカルの歌声は、妙に胸に響くものがある。
近年のアメリカで流行している、Chillwaveやローファイなロック&ポップスの色を強く感じさせるのだけれども、
決してそれらを輸入してきただけのような感じではなくて、そこに彼らの湿っぽさ、内省性、素直さなどが加わり、独自の色が出ていると思う。
Klan Aileen - "Astroride"
2013/12/11
一切の予備知識、視覚的情報が無いまま、この音楽を聴くと、 「これはピッチフォークかどっかで紹介されているアメリカのインディー・ローファイ・ロックバンドだろうな。」などと思っていただろう。 でもボーカルもメンバーも全員日本人なんだこれ。
Klan Aileenは2007年結成のスリーピースロックバンドである。 メンバーは松山亮 (Vocal / Guitar / Songwriter)、 伊藤大貴(Bass)、竹山隆大(Drums)の三人。これまで彼らは1st アルバムのAstrorideをリリースしている。 「欧米か」と突っ込みたくなるような、本場そっくりなサイケロック風味のボーカルを筆頭に、古き良きアメリカ風味のロックが鳴らされる。
下北沢の古着屋で良く流れていそう曲。こういうローファイなロックを冬に聴くと、妙に心が温まったりする。
VIDEOTAPEMUSIC - "「7泊8日」(Trailer)"
2013/12/11
これは単一のトラックではなく、アルバムの全曲を少しずつさらっていくような動画なのだが、 あまりにも興味深く、目を開きながら見てしまったので、ここで紹介させて頂こうと思う。
久しぶりに、何かこう「天才」「奇才」とか形容したくなる音楽と出会った気がする。 VIDEOTAPEMUSICの公式サイトによると、”地方都市のリサイクルショップや閉店したレンタルビデオショップなどで収集したVHS、実家の片隅に忘れられたホームビデオなど、古今東西さまざまなビデオテープをサンプリングして映像と音楽を同時に制作している。”とある。
このクリップを見る限りでは、そのようにして作ったレトロで楽園然としたサイケなトラックの上で、脱力したラップを乗せるような音楽であるのだと思うが、詳細は良く解らない。Shingo2やElectric Egyptなどとの類似性を感じさせる。
音楽もさることながら、音楽と共に流される数々のアナログな映像のチョイス、サイケデリックな編集に只者ならぬ雰囲気が出ている。興味深い。
1, フレネシ
"地球空洞説"
2, 北園みなみ
"ざくろ"
3, Gi Gi Giraffe
"Tweet Like A Bird"
4, annie the clumsy
"No one's ever gonna shag you if you cry all the time"
5, Jappers
"Praise The Moon"
6, Sayoko-daisy
"Sweet Secret"
7, nakayaan
"bsmt_dcf"
8, DJ owtn.
"GirlFriend."
1, owtn.
"jerryfish."
2, Nag Ar Juna
"doqu"
3, Les ANARCHO
"OKANE WO MOYASOU"
4, Sugar’s Campaign
"ネトカノ"
5, 一十三十一
"時を止めて恋が踊る"
6, 藤本一馬,伊藤志宏
"Wavenir"
7, THE OTOGIBANASHI'S
"Pool"
8, AZUpubschool
"Lovely her lips"
1, BUDDY GIRL and MECHANIC
"FENIX"
2, Concert
"Party And Cookie"
3, Pigeondust
"Madface ft.Midaz The Beast"
4, Seiho
"Plastic"
5, doopiio
"Syrup Gang"
6, けもの
"LE KEMONO INTOXIQUE (Album Preview)"
7, Jan
"RichHotel no Theme"
8, cokiyu
"untitled new"
1, Greie Gut Fraktion
"We Matter"
2, JINTANA & EMERALDS
"RUNAWAY"(7inch release short ver.)
3, Jemapur
"Beneath The Water Surface"
4, Klan Aileen
"Astroride"
5, PADOK
"エビの兄弟"
6, Sensate Focus
"X"
7, Slow Beach
"Alien is Coming"
8, Small Color
"In Light"