曲紹介 (SoundCloud)

Portmanteau - "Toast to my shadows", "Patterning", "The new man"

2015/03/08

"T"rust ShopによるとPortmanteauは木村達司(dip in the pool)、モーガン・フィッシャー(元モット・ザ・フープ ル etc.)、安田寿之(元 Fantastic Plastic Machine etc.)の3人によるユニットであるようだ。木村達司が、信頼するミュージシャン 2 人に声をかける形でスタートしている。また、彼らの曲を聴く限り、もう一人女性ヴォーカルが参加しているはずだ。彼らが2013年にリリースしたセルフタイトルの1stアルバムを作るにあたっての唯一のコンセプトは、「自分に気持ち良く響く音」であったようで、「アンビエント」という言葉をキーワードに、各々が楽曲を制作、時にはコラボレーションを交えつつ、アルバムを完成させたらしい。

彼らのSoundCloudを聴く限り、全体的にはアンビエントに寄っている電子音楽といった趣だ。実験精神や遊び心に富むと同時に、まどろむような雰囲気を持っている。そしてどことなく、南米の雰囲気も漂わせている。イギリスの電子音楽レーベル、GHOST BOXのテイストに、アルゼンチン音響派のテイストを散りばめるとこんな感じになるかもしれない。たまにラテンや北欧の香りをさせる女性ヴォーカルが入る曲もあり、こちらも実験性、異国情緒と、ポップネスを併せ持った曲となっている。電子実験音楽好きは勿論、LanguageLamb on SundayYMOが好きな人も反応しそうなユニットだ。


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