曲紹介 (YouTube)

Eadonmm - "Desert Rendezvous"

2014/01/18

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この曲を聴いてると、抽象的なClick Houseを作るJan Jelinek、 低音の効いた快楽主義的で退廃的なWitch Houseを作るAndy StottやBalam Acab、 深く潜り込むようなPost Dub Stepを作るScubaなどが想い起される。低音の効いた快楽主義的で退廃的な音像のトラックで作られた、 音のバスタブに浸かってくつろぐようにして、 このリバーブがかった男性のボーカルが歌う。ボンヤリとこの高速道路を走る車からの映像を見ながら、 この曲を聴いていると、気持ち良いのと同時に、何だか憂欝な気分になっていく。

日本の高速道路っていうのは、場所にもよるが、 その風貌からか、夢も希望もない、無機質で、悪い意味で現実的なものの象徴であるように思える。 それが例え日本の高度成長を支えたインフラであったとしても。料金もバカみたいに高いし。 アメリカはほとんどの高速道路料金が無料であり、ドイツでは道路を破壊する恐れのある大型車両のみ有料であるのに。 あれだけの料金を取っておいて、修繕がされていない箇所があって、崩落事故が起こって人が死ぬ、 というのは本当におかしな話であると思う。 それはともかく、Eadonmmの音楽はとても良い。