曲紹介 (YouTube)

PADOK - "エビの兄弟"

2013/12/26

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ツチヤニボンドのベーシストである渡部牧人のソロ・プロジェクト、Padokが、 2014年の2月5日に鳥獣虫魚から、自身4枚目となるアルバム「Roadside House」をリリースする。 現在Amazon から予約が可能。 この曲、「エビの兄弟」は本作の二曲目に収録される予定。 ちなみ一曲目は彼のSoundCloudにアップロードされている名曲、「鯨の朝」が収録される予定だ。

刑事ドラマか何かで、犯人を追っている時に流れるような、 焦燥感とミステリアスさに満ちたイントロから始まるこの曲の背後には、 一曲通じて時計の秒針の音が鳴らされている。 何だか自分が毎秒に死に近づいていってるんだなって事を思わせられる。 曲自体はPADOKらしく、アコースティックな響きのする、諦念感と穏やかさが同居している曲になっているが、 この曲にはそれに加え、割り切れなさが漂っている。後ろでピューピューと鳴っている電子音と、途中、まるで花が開くようにして鳴らされるエレクトリック・ピアノが気持ちいい。