曲紹介 (SoundCloud)

新川忠 - "星のさざなみ", "カーニバル"

2014/11/02

新川忠のブログによると、彼は東京生まれのシンガーソングライターであるようだ。楽曲制作は自宅にてすべて一人で行っている。趣味はハードな散歩と映画鑑賞、ライブはしないアーティストであるようだ。2003年にこの二曲が収録されている1stアルバム「sweet hereafter」をリリース後、2005年に2ndアルバム「Christy」をリリース。2009年以降はMyspaceにて、プライベートな形で作品を発表。またLamp「ゆめ」や、湯川潮音「うたのかたち」といった他のアーティストの制作にも参加しているようだ。

2011年より3枚目となるニューアルバムの "Paintings of Lights" 制作を開始。同アルバムは2015年1月にリリースされる予定だ。

一曲目の「星のさざなみ」はシルクの質感を思い起こさせる、力の抜けた、心地の良いヴォーカル、そしてまるで聴いていて心に華が開くような多幸感のある編曲が特徴的だ。聴いていると、休日の海岸の静かな波の様子が思い浮かんでくるような、多幸感と静けさを感じさせる一曲である。二曲目の「カーニバル」からは、祭りが終わった後の切なさが感じられる。そして祭りの最中のロマンティシズムを振りかえって、それに浸っているような曲だ。


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