曲紹介 (YouTube)

あなあくやまい - "雨お通り"

2014/07/03

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最近の梅雨は梅雨らしくしとしと雨が降る、というのではなくて、スコールのように一気にザァーっと降る、という事が多い様な気がする。この事象を環境破壊、地球の温暖化と結び付けるのはいささか短絡的であろうか?自分の直感にでは、近頃の大雨を含む異常気象はそれらの事と関連しているような気がしてならない。しかし、短期的な経済発展のために自分の住んでいる地域や星を、浄化のまでに何十年、何百年、何千年、何万年単位かかるまで汚染してしまうというのは愚かな事であるな、と思う。もし地球の温暖化を進めて、南極や北極の氷が解けて、特定の地域が海の沈んだり、地球ごと汚れすぎて住めなくなってしまったら、温暖化に加担した人たちはその地域及びその星からの移住費を払ってくれるのだろうか?いずれそのような事を取りきめた国際法が制定されてもおかしくない。でも多分、大きな危機が目に見えるまでは、そのような踏み込んだ取り決めは行われないのだろう。願わくば、そのような取り決めが行われる前の段階で、科学技術の発展と地球のあらゆる生物の倫理性により、環境破壊を食い止めたいところだ。

話は大変大きく逸れたが、現在東京を拠点として活動するバンドDarjeelinの前身バンドである、あなあくやまいのこの曲、"雨お通り"からは古き良き、しとしとと降るタイプの梅雨の街の雰囲気がじんわりと滲み出ている。その叙情的な雰囲気から70年代の日本のサイケ・ロックバンドBrushThe BeatlesのLucy In The Sky With Diamondsという曲を想い起こす。あなあくやまいのメンバーは大久保(vo,gu)、吉田(vo,ba)、新里(vo,gu)、中野(dr)の四人で、このメンバーから新里が抜けて、三人組体制となったバンドが、今のDarjeelinだそうな。現在はそのDarjeelinとしてアルバムを制作中らしい。