・曲紹介 (YouTube)
LLLL - "Oddness", "Drafting Still"
2014/07/23
最近は夏の初めになるとLLLLを想い起こす事が多い。多分、昔聴いた彼女の"Drifting Still"や"Spider Web"の爽快でチルな印象が自分の中に残っているからだろう。それだけでなく、彼女の出す未来的な音、あらゆるジャンルが混じり合った様、そして匿名性の強さは、現在の音楽テクノロジーや情報革命後の世界が色濃く反映されているように感じる。その意味で彼女の音楽は今、2010年代という時代にすごくしっくり来ているように思うし、さらにその時代を良く反映しているという意味では、表面的な音楽性はあまりにもかけ離れているが、90年代後半から2000年初頭にかけての日本の風景を描き続けた支配的なロックバンド、Number Girlさえ想い起こさせる。
LLLLが"Paradice"という14曲入りのフル・アルバムをZoomLensLabelというレーベルから発売していたらしい。フォーマットはデジタルアルバム($7 USD以上)と、CD($12 USD)の二つ。このアルバムには、彼女が以前BandCampにてリリースしていた音源に収録されている曲、"Spider Web"、"Drafting Still"、"Oddness"、"Because of my eyes"などが収録されている。ジャンルとしてはチルウェーブ、シューゲイザー、トランス、フリービートなどの様々な要素が盛り込まれており、その音楽性からはソフトで、チルで、爽快な印象を受けると同時に、実験的で硬質な印象も受ける。収録曲は全て"Paradice"のBandCampページから試聴が出来る。
ちなみにLLLLをどう呼ぶのかというのは、曖昧な所がある。Lが四つ並んでいるので「フォーエル(4L)」と呼ぶ人もいたり、単純に「エルエルエルエル」と呼ぶ人もいる。僕はエルを4回繰り返すのが面倒で、かつ、「フォーエル」という呼び名は何だか響きがしっくりこないな、という理由から、心の中で「エルエルエル」と勝手にエルを一つ省略して呼んでいる。
1, フレネシ
"地球空洞説"
2, 北園みなみ
"ざくろ"
3, Gi Gi Giraffe
"Tweet Like A Bird"
4, annie the clumsy
"No one's ever gonna shag you if you cry all the time"
5, Jappers
"Praise The Moon"
6, Sayoko-daisy
"Sweet Secret"
7, nakayaan
"bsmt_dcf"
8, DJ owtn.
"GirlFriend."
1, owtn.
"jerryfish."
2, Nag Ar Juna
"doqu"
3, Les ANARCHO
"OKANE WO MOYASOU"
4, Sugar’s Campaign
"ネトカノ"
5, 一十三十一
"時を止めて恋が踊る"
6, 藤本一馬,伊藤志宏
"Wavenir"
7, THE OTOGIBANASHI'S
"Pool"
8, AZUpubschool
"Lovely her lips"
1, BUDDY GIRL and MECHANIC
"FENIX"
2, Concert
"Party And Cookie"
3, Pigeondust
"Madface ft.Midaz The Beast"
4, Seiho
"Plastic"
5, doopiio
"Syrup Gang"
6, けもの
"LE KEMONO INTOXIQUE (Album Preview)"
7, Jan
"RichHotel no Theme"
8, cokiyu
"untitled new"
1, Greie Gut Fraktion
"We Matter"
2, JINTANA & EMERALDS
"RUNAWAY"(7inch release short ver.)
3, Jemapur
"Beneath The Water Surface"
4, Klan Aileen
"Astroride"
5, PADOK
"エビの兄弟"
6, Sensate Focus
"X"
7, Slow Beach
"Alien is Coming"
8, Small Color
"In Light"