曲紹介 (YouTube)

Young Juvenile Youth - "Animation"

2015/04/18

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エレクトロニカ方面のリリースの多い音楽レーベルPhaseworksによると、Young Juvenile Youthはエレクトロニカ方面にて、アブストラクトで繊細なビートを作り出してきているJemapurと、ヴォーカリストであるYukiのプロジェクトであるらしい。今年4月27日にiTunesにて"Animation"という六曲入りの音源をBeat Recordsからリリース予定で、6月3日にはCDのフォーマットでもリリースする予定だ。この曲"Animation"はその音源のタイトルトラックだ。

スッキリとした音数の少ないトラックの上で、気だるさのある女性ヴォーカルが歌う様は、COET COCOEHを想起させる。しかしその音像はよりアブストラクトで、その女性ヴォーカルはよりフラットだ。その音楽の源流にはPortishead砂原良徳の気配がある。そして映像ディレクターであるKosai Sekineを中心に作られたMVは洗練された美しさがありながらも、奇妙で気持ち悪い。口紅を少し横にずらして塗って、まるで不二家のペコちゃんのようになっている女性が歌い始め、女性の顔が物切りにされたり、グニャグニャになったり、コーラスが入るとほっぺに口や目が現れたり、頭が氷山のようになったり、まつ毛が30cmぐらい伸びたり、やりだい放題だ。