曲紹介 (YouTube)

SHE TALKS SILENCE - "Just Like War"

2014/06/04

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SHE TALKS SILENCEは2008年、山口美波(Gu./Vo.)のソロ・プロジェクトとしてスタートしている。現在は河合亜由美(Dr.)が加入し、2人体制となっている。これまでのリリースは、7"シングル「Quiet Sun」、アルバム「Noise & Novels」、ミニアルバム「Some Small Gifts」などがある。自身のレーベル"FUCK WORK RECORDINGS"も運営し、数量限定のライヴ音源や、UKのポストパンクバンドWILD PALMSとのスプリット7"をリリースしている。

この曲、"Just Like War"は6月中旬にアナログ12インチで発売される予定のミニアルバム、"WHEN IT COMES"に収録されている。昔彼女らの曲をYouTubeで聴いた時は、リバーブがかった女性のウィスパーボーカルを中心とした、比較的牧歌的なローファイでチルなインディーロックをやっていた覚えがあるのだが、この曲を聴いて、彼女らに対するイメージががらりと変わった。この曲はゴスで、耽美的であり、その中には狂暴性が内包されている。Slowdivegroup Aを混ぜ合わせて、ここにMatt Elliottのゴシックさとホラーさを足すと、これに近くなるかもしれない。ここに来て彼女らの核のようなものが前面に出てきていて思えていて、それは静かなる迫力となって、自分を圧し始めている。